HOME |EU3機関。EUグリーンボンド基準(EU-GBS)法案でほぼ合意。ボンドの資金使途は発行企業の移行計画と整合化。タクソノミー準拠、セカンドオピニオン業者は登録制で監督対象に(RIEF) |
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 EUの欧州委員会、議会、理事会等はEUグリーンボンド基準(EU-GBS)法案が暫定合意に達した模様だ。内容は①EU-GBSに基づくグリーンボンドの資金使途はEUタクソノミーの適合事業とする②発行企業は資金使途が自社の移行計画(TP)との整合性を確保する③セカンドオピニオン事業者に登録と監督を導入――等。グリーンボンド市場はEUを含め、ICMAの市場ベースのグリーンボンド原則(GBP)に準拠しているが、今後はEU企業や加盟国が発行する場合、EU-GBSが基準となる。市場ではGBPも並存するが、グローバル発行されるグリーンボンドは準拠基準によって信用力の差が生じる可能性が出てくる。

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