HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)と日本のサステナビリティ基準審議会(SSBJ)が会合。日本の確定基準は24年度中に開示。ISSBより1年遅れ。金融庁の「法的枠組み」強調(RIEF) |
FASFキャプチャ

 

  国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)と日本のサステナビリティ基準審議会(SSBJ)は、東京で二者間会合を開いた。席上、SSBJは日本のサステナビリティ開示基準について、公開草案を2023 年度中に、確定基準を2024年度中に、それぞれ公表すると説明した。日本の基準のスタンスについては ISSB 基準のグローバル・ベースラインを基礎とする一方で、金融庁が定める法的枠組みに沿うともした。金融庁の法的枠組みとISSB基準との間ではScope3や、Financed emissions等の扱いで相違があるとみられ、今後の調整が焦点になる。

 

 SSBJは、日本の会計基準の設定機関である企業会計基準委員会(ASBJ)の運営母体である公益財団法人財務会計基準機構(FASF)の下に、2022 年……

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