HOME |仏金融規制機関「AMF」。サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)にファンドのグリーンウォッシュ化を防ぐ最小環境基準導入を提案。9条ファンドからは化石燃料資産を除外(RIEF) |
AMF002キャプチャ

 

  フランスの金融規制当局「AMF」はEUが定める金融商品・サービスのサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)の対象となる投資ファンド等でグリーンウォッシュ問題が指摘されている点で、化石燃料向けの活動を対象から除外する等の最小環境基準の導入を提案した。特に、サステナブル投資を目的とする9条ファンドに、化石燃料活動への投資除外基準を設定するよう求めている。またサステナビリティの考えを投資に組み込む8条ファンドを含め、投資対象企業には移行計画の設定を義務付けたうえで、ファンドには移行資産に投資するとの規定も提案している。

 

 AMF(Autorité des marchés financiers) はフランスの金融規制監督を担う独立機関。銀行等の金融仲介機関のほか、米証券取引委員会(SEC……

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