HOME |バイデン米大統領、共和党主導で米上下両院で可決した「企業年金の受託者責任にESG要因の考慮を禁じる決議」に対して大統領拒否権を行使(RIEF) |
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   バイデン米大統領は20日、米上下院が企業年金の受託者責任(フィデシャリー・デューティ)として資産運用に際してESG要因を考慮の対象から除外するとしていた労働省(DOL)の規則改正案を禁じるとした決議に対して、大統領としての拒否権を発動すると発表した。「ESG要因は市場、産業、ビジネスにおいてマテリアル(重要)なインパクトを与えることは広範囲な証拠が示されている」と指摘した。同大統領が就任後、拒否権を発動したのは今回が初めて。

 

 DOLの規則改正案は「Prudence and Loyalty in Selecting Plan Investments and Exercising Shareholder Rights」。トランプ前政権時代に「投資判断は金銭的な利益のみを考慮すべき」と……

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