国際会計基準審議会(IASB)は23日、並立する国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が6月中に公開する気候関連情報基準を受けて、気候・サステナビリティのリスク情報をIASBの財務報告書において、どのように開示するかを整理するための作業計画を始めると発表した。財務とサステナビリティ等の非財務情報の接合(Connectivity)課題の整理にステージが移ることになる。
IASBの取り組みは、ISSBの気候・サステナビリティ情報開示案が最終的に決定することを受けた措置だ。IASBとISSBは、IASBが定める企業の財務情報開示ルールと、ISSBの気候・サステナビリティ情報開示ルールについて、相互に補完するもの位置付けている。ただ、気候・サステナビリティの情報開示に際して財務にもマテ……
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