HOME8.温暖化・気候変動 |自主的カーボンクレジット市場の国際共通基準の「コア・カーボン原則(CCPs)」。適応事業に一定率の資金が流れるクレジットタイプを認定。緩和事業と適応事業の接点となるか(RIEF) |
CCPs002キャプチャ

 

  自主的なカーボン・クレジット市場(VCM)の国際共通基準として民間団体「IC  : Integrity Council for the Voluntary Carbon Market(ICVCM)」が、VCM取引の基準となる「Core Carbon Principles(CCPs)」を公表した。ICは同時にクレジット属性による3分類を示し、クレジット収入を適応事業にも配分するクレジットを認めた。民間ベースの緩和事業からのクレジットが適応事業に流れるファイナンスのパイプができることになる。ただ同クレジットをめぐっては、VCM業界やNGO等の間でも意見の対立があるという。

 

 (写真は、キリバスで海面上昇に対抗するために積み上げられた人力による堰堤=Cli……

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