米電気自動車(EV)最大手のテスラは、製造・販売するEVから生まれるカーボンクレジット売却益が前期比12%増の5億2100万㌦(約698億円)だったと発表した。同収入の大半は、米国最大の自動車市場であるカリフォルニア州が実施する排出権取引制度により、州内で販売する自動車メーカーは、販売車両全体のCO2排出量を、他のメーカーからクレジットを購入して相殺することが義務付けられている制度から生じる。テスラがほとんどのクレジットをライバル他社に販売し、売却益をあげている。
(写真は、テスラのEV製造工場の様子=同社決算資料から)
テスラの同期の自動車部門の総売上は188億7800万㌦で前期比6.7%減、前年同期……
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