IFRSの国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は4日、6月に完了する予定の気候・サステナビリティ情報開示基準に続いて、2024年から取り組む、生物多様性、人的資本、人権の3分野の情報開示基準化の調査と、それらの財務報告との統合化を合わせた4プロジェクトのステークホルダー・コンサルテーションを開始した。分野別の優先課題では、生物多様性と人的資本については具体的分野を示したが、人権では示さず、ステークホルダーの意見を求める慎重なスタンスをとっている。
コンサルテーションは9月1日まで受け付ける。対象の4プロジェクトは、生物多様性・エコシステム・エコシステムサービス、人的資本、人権、統合報告。これに「その他」として、追加プロジェクトの提案も求めている。
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