今年第1四半期のグローバル負債市場でのESG負債の累積総額(債券・融資)が5.1兆㌦(約683兆円)に達した。前年度比34.2%の増加だった。ただ米金融市場で銀行不安の影響でグリーンローン等の融資も急減し、同期中の新規ESG負債額は前期比で5%以上低い2850億㌦にとどまった。特にESGローンは前期より400億㌦減少した。累積のESG負債全体は年間では増加基調を維持しているものの、直近の銀行不安がESGローンの急減を軸に、ESG負債全体にも影を落とす形となっている。国際金融機関で構成する国際金融協会(IIF : ワシントン)が3日、明らかにした。
(上図は、第1四半期の累積ESG負債額の年次比較)
累積……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。