
フランス中央銀行総裁のフランソワ・ビルロワドガロー(François Villeroy de Galhau)氏は気候変動問題について「金融機関が直面する長期リスクの一つであり、中央銀行はそのリスクを監視する責任がある」と指摘、気候変動が経済に及ぼす影響への対応は中央銀行の中核任務(Core duty)と述べた。同任務の遂行においてカーボンへの価格付け政策の重要性を改めて強調するとともに、気候政策や企業・金融機関の移行取り組みでの短期の気候激化の影響への対応を知るため、NGFSにおいて新たに短期気候シナリオを開発中であることを明らかにした。
ビルロワドガロー氏は先月末、英国で開いた講演会で述べた。中央銀行と気候変動の関係については、政府の経済政策と関連することから、議論が分かれてきた……
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