欧州のAPG アセットマネジメント等の大手資産運用機関3社が、トヨタ自動車の株主総会に対して、同社の気候変動関連の政府等へのロビー活動が、気候リスク減少にどう影響しているかを毎年情報開示することを求める株主提案をしていることがわかった。トヨタに対して気候関連の株主提案が投資家から提案されたのは今回が初めて。資産運用機関は、「トヨタおよび日本の経団連の気候関連ロビー活動は、パリ協定の目標達成への適合と大きくかけ離れている」と指摘、トヨタにロビー活動の見直しを求める形だ。
(写真は、トヨタの本社=愛知県豊田市)
トヨタは10日の取締役会で、同提案に反対することを決議した。同社の株主総会は6月14日に愛知県豊……
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