デンマーク国立銀行は2023年の国債発行額の15%をグリーン国債で発行する方針を明らかにした。さらに新たなグリーン国債は、同条件の通常の国債と同時発行するドイツ流の「ツィンボンド」方式とすることで、流動性を確保する。グリーン国債の一定率での発行を打ち出すことで、通常の国債よりも低金利で調達できる「グリニアム(greenium)」の見える化を進める。同行は2022年中に発行したグリーン国債では1~5bpのグリニアムを確保している。
デンマーク国立銀行は、デンマークの中央銀行。同行総裁のSigne Krogstrup氏が講演で明らかにした。同行は、財務省の代理の形で国債の発行管理を担当している。
同国は昨年1月に初のグリーン国債を50億デ……
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