HOME5. 政策関連 |EU理事会と欧州議会。EU共通のサステナビリティ情報開示の「欧州シングルアクセスポイント(ESAP)」設立で合意。2027年夏から。個人投資家も自由に利用可能(RIEF) |
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  EUのEU理事会と欧州議会は、企業や個人投資家が、欧州域内企業の財務・サステナビリティ関連情報に自由にアクセスできる「欧州シングルアクセスポイント(ESAP)」の法制化で暫定合意した。2027年夏からの利用を目指す。ESAPはデジタル化された企業の財務・サステナビリティ情報への投資家の自由なアクセスを確保することで、サステナブルファイナンスの投資資金の増大を図ることが目的だ。日本でも金融機関主導で同様の情報プラットフォームづくりの作業が始まったが、EUは法律に基づき、個人や企業、投資家等の企業情報へのアクセス確保を優先する。

 

 今回の暫定合意は、3月からの両機関と欧州委員会を含めた3者協議(Trilogue)に基づいて合意に達した。合意に基づいて、ESAPの詳細な調整は、今後、引き続……

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