HOME |「金融システムのグリーン化ネットワーク(NGFS)」。金融機関等の「移行計画」の現状分析公表。金融当局の移行対応の国際協調へ。自己資本規制に移行リスク反映も議論か(RIEF) |
NGFS001キャプチャ

 

  中央銀行や金融当局で構成する「金融システムのグリーン化ネットワーク(NGFS)」は、脱炭素に向けて、各国で検討が進められている金融機関の移行計画(Transition Plan)の現状分析結果を公表した。現状の同計画は各国や金融機関等によって多様で、国際的な共通の定義は明確でないとの評価を踏まえ、各国金融当局の対応を整合化させるため、金融安定理事会(FSB)やバーゼル銀行委員会(BCBS)等の国際金融当局と連携した国際協調を進めることを提唱している。銀行にとって自己資本比率規制との調整も将来、必要になる可能性もある。

 

 公表されたNGFSの報告書は、「Stocktake on Financial Institution's Transition Plans and their Rel……

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