HOME4.市場・運用 |米下院多数の共和党「反ESGワーキンググループ」。証券取引委員会(SEC)改革やブラックロック等への規制等を求める議会報告書公表。EUのCSRD等の域外適用にも反発(RIEF) |
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 米連邦下院の金融サービス委員会の共和党メンバーはこのほど、ESG課題報告書(中間報告)を公表した。その中には、気候情報開示規則案を提案中の証券取引委員会(SEC)の改革のほか、BlackRock等の大規模資産運用機関株主総会での議決権行使投票の改革等に加え、 EUが 成立させた企業の環境・社会情報開示の企業サステナビリティ報告指令(CSRD)や企業サステナビリティ・デューデリジェンス(CSDDD)法案等が米企業に及ぼす影響も問題としている。共和党系州での反ESGの流れが、連邦議会に拡大した形だ。共和党多数の下院では同報告に沿った「反ESG」の法案、決議等の採択が予想される。

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