HOME |金融安定理事会(FSB)、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の情報開示基準を受け、TCFDの情報開示モニタリング機能をISSBに移管。TCFDは事実上、ISSBに統合化(RIEF) |
FSB001キャプチャ

 

  金融安定理事会(FSB)は、これまで傘下のTCFDで進めてきた気候関連財務情報開示勧告に沿った企業の自主的な情報開示に関するモニタリング機能を、2024年から国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)に引き継ぐと発表した。先に公表されたISSBの気候・サステナビリティ情報開示の基準がTCFDの勧告に基づくことから、TCFDが現在実施している活動全体をISSBに移管することになる。TCFD基準で自主的な気候情報開示をしている企業は、ISSBから開示状況をフォローされるとなり、ISSB開示への切り替えが促されるとみられる。

 

 TCFDは「気候変動関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)」の略。……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン