HOME4.市場・運用 |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)。「気候周辺」課題の開示ガイダンス、年内公表で協議へ。水や森林伐採等の自然分野や「公正な移行」の社会分野等も気候情報開示で明確化(RIEF) |
IFRS001キャプチャ

 

  国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、先に公表した気候情報開示基準(S2)に関連する「気候周辺(climate adjacent)」課題(リスク・オポチュニティ)を明確化するガイダンスが、24年1月の実施前に示される可能性が出てきた。気候周辺課題は、水や森林伐採等の自然関連分野や、低炭素経済化に伴う社会経済的側面の「公正な移行(Just Transition)」等のほか、地域ごと、バリューチェーンごと、産業ごとに、微妙に異なる気候周辺課題等が指摘される。ISSBに準拠した開示を目指す企業等から、これらの開示方針の明確化を求める要請が強いとして、事務局では取り扱い指針の公表方針案をこのほど、とりまとめた。今月中に開く理事会で対応を決めるとしている。

 

 「気候周辺」課題についての……

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