
米連邦準備理事会(FRB)幹部は18日、共和党主導の下院金融サービス委員会のサブ委員会が開いた公聴会に出席、「気候変動に関するFRBの責任は重要だが、狭い(important but narrow)」と述べた。FRBのパウエル議長が今年初めに表明したスタンスを改めて強調する一方で、金融監督の視点での気候関連金融リスクの評価を重視するとも言明した。そのうえで、「銀行に対して法律違反とはならないビジネスへの金融サービスの提供を躊躇させることは、FRBの政策として決してあり得ない」とし、。化石燃料向け投融資を銀行が制限することを警戒する共和党議員の声に「応える」形をとった。
下院金融サービス委の公聴会は、同委の金融機関・金融政策サブ委員会として開いた。証言したのは、FRB金融監督規制局……
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