HOME5. 政策関連 |IFRS財団。金融安定理事会(FSB)からのTCFD作業「移管」を受け、TCFD基準とISSB気候基準(S2)の比較表を公表。TCFDの自主的開示企業のISSB基準への切り替え促す(RIEF) |
IFRS00232キャプチャ

 

  国際財務報告基準(IFRS)財団は24日、金融安定理事会(FSB)の気候関連財務報告作業部会(TCFD)の自主的基準づくりが完了し、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)に移管されることになったことを受け、ISSBの気候関連基準(S2)とTCFD基準の要求事項の比較表を公表した。比較は、TCFDが提言した「ガバナンス」「戦略」「リスクマネジメント」「指標と目標」の4つの柱に沿い、両基準の共通点の確認と、ISSBの基準の詳細な特徴を明記する形としている。TCFD基準に沿った自主的な気候情報開示を実践している企業が、どの点を追加開示すればISSB基準に適合できるかがわかる形となっている。

 

 FSBは今月初めに、TCFDが気候関連財務情報の自主的開示のために取り組んできた作業が完了した……

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