HOME4.市場・運用 |カーボンクレジット枠組み作りの民間団体「ICVCM 」。グローバルベンチマークのためのクライテリア公表。自然由来の永続性は最短40年。すべての石炭火力はクレジット対象外等(RIEF) |
ICVCMキャプチャ

 

 自主的カーボンクレジット(VCM)の枠組み作りを進めている民間団体の「Integrity Council for the Voluntary Carbon Market(ICVCM )」は、多様なカーボンクレジットをカテゴリーごとにグローバルベンチマークとして共通評価するためのクライテリアを整理し、公表した。 クライテリアは①ネットゼロへの移行に整合する②クレジットの永続性(最短で40年)――等の項目。3月に公表した「コア・カーボン・原則(CCP)」に準拠したクレジット事業を評価するために活用される。クライテリアでは、すべての石炭火力発電所や、CCS活用の石油増進回収事業(ERO)等は明確にクレジット創出を認めないと位置付けた。

 

 ICVMは、今回のクライテリア公表と合わせて、 今年後……

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