HOME5. 政策関連 |米証券取引委員会(SEC)の気候情報開示ガイダンス改定の最終版。ようやく10月メドに。米市場筋が明らかに。公表とともに訴訟提起必至。SEC側も訴訟対応の準備整った模様(RIEF) |
SEC0044キャプチャ

 

  米証券取引委員会(SEC)が取り組んできた気候情報開示の最終版が、10月に公表されるとの見通しが示された。同開示は当初、昨年末に予定され、その後、今年4月に延期されていた。だが、エネルギー企業等の反発に加え、ESG関連法制化に反対する共和党系議員の反発を受け、取りまとめができないままとなっている。10月公表の見通しは、政府関係者ではなく、民間の市場関係者による。公表と同時に、多方面から訴訟の提起が予想されるが、SECは法廷闘争に対する備えを完了したことで、公表のメドがついたとされる。

 

 SECの気候情報開示の公表見通しは、英メディアが米投資銀行のJefferiesの見解として明らかにした。同社の見解はSECや米当局によるものではない。だが、SECの気候情報開示のガイドライン改定自体が……

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