HOME5. 政策関連 |政府、GX経済移行債の基本案公表。資金使途先は「民間のみでは投資判断が困難な事業」等。ICMA基準に準拠する「フレームワーク」作成。「公正な移行」への対応が焦点(RIEF) |
GX001キャプチャ

 

 岸田政権は、GX(グリーントランスフォーメーション)実行会議を開き、「GX経済移行債」を軸とする政府の「投資促進策」を公表した。GX移行債は、世界初の「トランジション国債」であり、資金使途には、①民間のみでは投資判断が真に困難な事業②排出削減と産業競争力強化・経済成長の実現に貢献する分野への投資を優先化する③資金使途先には長期・複数年度にわたり支援策を講じ、民間事業者の予見可能性を高める④研究開発から社会実装まで各分野・技術の技術リスク・市場リスク等に応じて補助、金融支援の原資などに充当ーー等の方針を示した。同国債の信頼性を担保する「フレームワーク」を作成し、民間の国際資本市場協会(ICMA)の公表基準への準拠について今秋にも、第三者機関の検証を得るとしている。

 

 政府のGX実行会議は……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン