今年上半期のグローバル市場での再生可能エネルギー投資額が前年同期比22%増で、半期ベースでは過去最高の3580億㌦（約52兆4000億円）に達したことがわかった。 BloombergNEFが公表した。国別では中国が最も多く、全体のほぼ半数の1770億㌦を占め、前年同期比16%増。次いで米国の360億㌦、ドイツ119億㌦。石炭火力発電事業の継続を前提とするグリーントランスフォーメーション（GX）戦略を掲げる日本は、再エネ投資が相対的に少ないため、BNEFの公表データでは言及されていない。再エネ別では太陽光発電が大きく伸びた半面、陸上風力は前年より減った。

 

　全体の94%相当の投資が、再エネ事業を投資対象とした資産ファイナンスと、家庭の屋根等の小規模な太陽光発電事業で占められる。これ……

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