(写真は、サミット最終日に「ナイロビ宣言」を公表するケニアのルト大統領㊥)
アフリカで開いた初の「アフリカ気候サミット」は6日の最終日に、気候変動対応のグローバル資金を調達するため、新たに国際税の導入を提案する「ナイロビ宣言」を公表した。今月20日の国連気候サミット及び、11月にドバイで開く国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で提案し、合意を目指す。COP28では気候変動による災害被害等への補填のための「Loss & Damage(損失と損害)基金」の先進国の資金配分等が焦点となるが、先進国は新たな国際カーボン税への対応も求められることになる。
同サミットはアフリカの55の加盟国で構成するアフリカ連合(AU)……
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