HOME5. 政策関連 |カリフォルニア州議会下院。温室効果ガスのScope3の開示を含む「気候企業データ説明責任法案(SE253)」賛成多数で可決。SECの気候ガイダンスに先行して法制化目指す(RIEF) |
California002キャプチャ

 

 カリフォルニア州議会下院は12日、州内の年間売上10億㌦以上の企業に対して、温室効果ガス(GHG)排出量のScope1~3の開示を義務付ける法案(SE253)を賛成多数で可決した。法案の原案はすでに今年初めに上院でも賛成を得ており、今回の修正案に対して上院が前回通りに賛成すると成立する。米国では気候情報開示を企業に義務付ける証券取引委員会(SEC)の連邦レベルの規制ガイダンス案が共和党系の反対で宙に浮いた状態となっているが、カリフォルニア州が先行して法制化すると連邦の議論にも影響を与えそうだ。

 

 法案は「気候企業データ説明責任法(Climate Corporate Date Accountability Act : SB253)」。州上院議員(サンフランシスコ選出)のScott Wie……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン