HOME4.市場・運用 |EU欧州委員会。「サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)」改定へ。グリーンウォッシュ対応で、8条+9条ファンド区分とは別に、サステナビリティ金融商品区分導入案。4分類例示(RIEF) |
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   欧州委員会が金融商品の情報開示ルールの「サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)」の改定に乗り出した。環境・社会分野に集中した「9条ファンド」と、環境・社会への配慮もうたう「8条ファンド」の分類とは別に、新たにサステナブルファイナンスの金融商品区分の導入案を示している。SFDRは投資信託と運用会社のESG関連の情報開示基準だが、実際の運用ではサステナブルファイナンス金融商品の「デファクト・ラベル」として扱われている。こうした市場のニーズを受ける形で、サステナビリティ投資の投資目的ごとの金融商品分類を導入し、それらの情報開示を促す方向を目指すようだ。

 

 欧州委は現在、SFDRの見直しのための市場参加者を対象としたコンサルテーションを今月14日に開始、12月15日まで続ける予定。S……

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