HOME4.市場・運用 |「金融システムのグリーン化ネットワーク(NGFS)」。短期気候シナリオを公表。今後3年~5年先までに「起こり得る未来」への対応を評価へ。「グリーンバブル崩壊」等も含む(RIEF) |
NGFS002キャプチャ

 

    中央銀行と金融当局で構成する「金融システムのグリーン化ネットワーク(NGFS)」は、現在公開している長期の気候シナリオに加えて、新たに3年~5年の先行きで「起こり得る」、気候変動による物理的リスクと移行リスクを評価する5種類の「短期シナリオ」フレームワークを公表した。同フレームワークは、直近すでに起きている熱波や森林火災等の気候自然災害の激化による影響や、ESG関連投資等の「グリーンバブル」の崩壊による金融市場の停滞等の影響も対象としている。

 

 短期的シナリオのレポートは「Conceptual note(概念的文書)」と題している。長期的シナリオのように特定の気候モデルを示して、起こり得るシナリオへの対応を示すことは容易ではないことから、想定される短期的なシナリオの記載(Narr……

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