HOME4.市場・運用 |英政府委託で英国版タクソノミーの可否を検証した「GTAG」。法的義務と自主的規律の中間として「政府機関による対応」を推奨。トランジションタクソノミーでは「定義必要」(RIEF) |
UKGreenTaxonomyキャプチャ

 

   英国政府の委託でタクソノミー導入のためのガイダンス開発を進めてきた「グリーン・テクニカル・アドバイザリー・グループ(GTAG)」は、最終勧告を公表した。それによると、ロンドン市場をグリーンファイナンスのハブとするために、導入するタクソノミーは、市場ベースの自主的なものではなく、政府がコミットし投資家の信頼を強化したタクソノミーフレームワークが望ましいとした。グリーンウォッシュを防ぐため、グリーン事業のタクソノミーを開発するとともに、鉄鋼、セメント、農業等を含めネットゼロ適合の経済活動が示せていないセクターのトランジション定義化が必要と指摘した。

 

 欧州ではEUがサステナブルファイナンスのタクソノミーを展開しているほか、東南アジア諸国やオーストラリア等も独自のタクソノ三―制度を導入し……

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