英政府の「トラジション・プラン・タスクフォース(TPT)」は9日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が示したトランジションプラン(移行計画)の情報開示フレームワーク案を公表した。ISSBの情報開示を踏まえ、金融機関と経済社会のトランジションアプローチを示すグラスゴーネットゼロ金融同盟(GFANZ)の取り組みとも連動させ、国際的に共通性を持たせた移行計画モデルを示した形だ。移行フレームワークは、「野心」「行動」「説明責任」の3点を原則とし、電力、石油・ガス、銀行、資産運用等の40セクターについてのセクター別ガイダンスも定めるとしている。
ISSBが今年6月に確定した気候・サステナビリティ情報開示基準では、企業が脱炭素化への移行計画(TP)を制定することを求めている。ただ、TPの……
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