HOME9.中国&アジア |香港の証券先物事務監察委員会(SFC)。ESG格付・同データ供給事業者の「自主的行動規範(VCoC)」支援。24年中に公表。日本と異なり、市場主導で国際相互運用性重視(RIEF) |
SFC001キャプチャ

 

 香港の証券先物事務監察委員会(SFC)は31日、香港市場でESG格付業務や同データ供給事業者による自主的行動規範(VCoC)を策定することへの支持を表明した。同事業者らは証券監督者国際機構(IOSCO)が公表する勧告を土台として、透明性、ガバナンス等の4要素を盛り込んだVCoCを24年中に策定する方向だ。ESG事業者のCoCは、日本の金融庁が2022年末に公表しているが、香港は行政主導ではなく、市場主導により、さらに他国の市場との国際相互運用性の確保を重視するとしている。

 

 香港独自のCoCの策定作業のために、事業者らが中心となって「Hong Kong ESG Ratings and Data Products Providers VCoC Working Group (VCWG)」を……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン