HOME10.電力・エネルギー |EU欧州委員会の担当委員。自動車業界団体首脳との秘密会合で、画期的な自動車排ガス規制「ユーロ7」の骨抜きを確約。英紙などが議事録やメールをすっぱ抜き判明(RIEF) |
EUGuradianキャプチャ

写真は、NO2排出量を検証する試験の模様=Guardianより)

 

 喘息を引き起こす二酸化窒素(NO2)の排出を画期的に抑える自動車排気ガス規制になるはずだった「ユーロ7(Euro 7 standards)」規制について、EUの欧州委員会の欧州委員が欧州自動車工業会(ACEA)首脳と秘密会合をもち、席上、骨抜きを確約していたことが英紙などの取材で分かった。ユーロ7の採択については本日9日の欧州議会で採決が予定されており、議会がこの問題をどう扱うかが注目されている。

 

 ACEA側は、かねてより、EUの規制強化によって2035年以降製造できなくなるガソリン車等の内燃機関自動車の排ガス対応の技術開発に、新たな資金を注ぎ込むことに難色を示してい……

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