HOME4.市場・運用 |エネルギー分野のグローバル雇用総数、2022年で6700万人。クリーンエネ分野の太陽光発電が最多。化石燃料雇用からの「転換」が課題に。国際エネルギー機関(IEA)分析(RIEF) |
IEA2023キャプチャ

 

 国際エネルギー機関(IEA)によると、エネルギー分野での2022年の雇用人口が、グローバルベースで過去最高の6700万人に達した。新型コロナウイルス感染拡大前に比べ、5.2%増の350万人増。雇用増の半分以上は、太陽光、風力、電気自動車(EV)、蓄電池、ヒートポンプ、重要鉱物のクリーンエネ関連5事業が占めた。最も熟練労働者が多いのは太陽光関連で、EVと蓄電事業は雇用成長率が最も高い。IEA事務局長のFatih Birol氏は「クリーンエネ事業への移行がエネルギー雇用をこれまでにないスピードで加速させている。しかし、まだ雇用需要に対応しきれていない」とクリーンエネ雇用市場の増大が続くとの見方を示している。

 

 IEAは昨年8月に初めて「世界エネルギー雇用(WEE)」分析を公表しており、今回……

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