HOME4.市場・運用 |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)。中小企業向けのISSB基準の適用は、サプライチェーン全体での開示需要を重視。将来、必要な場合は、中小企業向け基準の開発も検討(RIEF) |
JingHua

 (写真は、ISSB副議長のJingdong Hua氏)

 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、今年6月に公開した気候・サステナビリティ情報開示基準について、将来、中小企業向けの共通基準の開発を検討する可能性を明らかにした。現在の基準は、上場企業のサプライチェーンを通じた情報開示をスムーズにするため、中小企業にも現行基準を拡大適用する仕組みとしているが、中小企業の開示負担、上場企業のサプライチェーン情報管理の合理化等を考慮する必要がある場合には、各国別対応とは別に、共通の中小企業基準を考慮する可能性を示したといえる。中小企業・新興国分野を担当するISSBの副議長、Jingdong Hua氏(中国出身)が明ら……

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