HOME4.市場・運用 |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)。COP28の場で、ISSB基準の採用・利用を表明する機関数が約400に達したと公表。日本からトヨタ、日立等。電力・鉄鋼等は表明せず(RIEF) |
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  国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は4日、国連気候変動枠組み条約第28回締約国会議(COP28)で、6月に公開した気候・サステナビリティの情報開示基準について、世界64カ国の約400の企業、資産運用機関等がグローバルレベルで同基準の採用・利用を推進すると表明したと発表した。表明したのはIFRSの国際会計基準審議会(IASB)の基準に基づき財務情報開示を実践している企業だけでなく、国別基準に基づくところも、含まれる。情報開示を実践する企業は140社以上が賛同、このうち日本企業はトヨタ、日立等40社以上に上り、日本企業の積極姿勢が目立った。

 

 ISSB議長のエマニエル・ファベール氏は「今回の署名企業・機関は、あらゆる国のあらゆる規模の組織を代表している。これらの企業によるISSB……

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