(写真は、カナダ・アルバータ州の石油精製プラントの操業風景=ロイターから)
各紙の報道によると、カナダ政府は7日、石油・ガス開発を対象としたキャップ&トレード(C&T)型の排出量取引制度を導入すると発表した。石油・ガス開発企業に対し、生産量に応じて温室効果ガス(GHG)排出量枠を義務的に設定(キャップ)し、当該企業が枠を超えて排出する場合は、他の企業からクレジットを購入(トレード)すること等を求める。2026年の実施を目指すとし、詳細なスキーム等は24年中に公表する。石油・ガス事業を対象とした排出量取引制度の実施は世界でも初めてとみられる。
連邦自然資源相のJonathan Wilkinson氏が公表した。 排出量取引制度の開……
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