国連と民間連携の「自然関連財務情報開示作業部会(TNFD:Task force for Nature-related Financial Disclosures)」は、金融機関が投融資先の自然関連財務情報を把握するための予備的ガイダンス案と、石油・ガス、金属・鉱業等の8セクターに関連する自然関連財務情報開示のガイダンス案を公表した。今年9月に公表した初の自然関連財務リスク情報開示勧告(v1.0)に基づき、整備を進めるセクター別ガイダンス整備の一環だ。前者においては、金融機関が投融資先の自然関連財務リスクを評価する手法として、生物多様性フットプリント・アプローチを提案し、その手順として6段階のステップを整理した。
TNFDでは、両ガイダンス案に対するステークホルダーの意見を2024年……
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