今年2023年の グローバル市場でのグリーンボンド等ESG債の発行額が、昨年を上回ることが確実となった。ESG債の発行額は2021年に初の1兆㌦台に乗せたが、22年は米国市場を中心に金融引き締めの影響で債券市場全体の発行額が減少した影響で、発行額は前年比11.6%減と、この10年来で初めて減少した。今年も債券相場全体の影響から伸び悩み状態が続いてきたが、11月後半からソブリンESG債を中心に発行が伸び、今月中旬までに前年の発行額を上回ったとみられている。ただ、21年の発行額には及ばす、2年ぶりの1兆㌦台乗せにも届きそうにないとしている。
英環境金融メディアのEnvironmental Financeが速報値をまとめた。それによると、12月中旬(13日)までの発行額は9280億㌦で、前……
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