HOME11.CSR |企業のバリューチェーンでの人権・環境情報開示を義務付けるEUのCSDDD法案。EU理事会と欧州議会が基本合意。焦点となっていた金融機関の投融資の扱いは「一時的に除外」(RIEF) |
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  EU理事会と欧州議会は、法制化作業を続けている企業サステナビリティ・デューデリジェンス(CSDDD)法案で大筋合意した。法案は、EU企業の経済活動が、下請け等のサプライチェーンや小売り等の営業面を含むグローバル・バリューチェーンにおいて、人権、環境面等に及ぼす影響への法的な「注意義務(Duty of Care)」を明確化し、情報開示を求める内容。最大の焦点となっていた金融機関を対象に含めるかどうかで、金融機関自体は、同法の対象とするが、中核事業の投融資ビジネスに関する情報開示は「一時的に対象外」とすることで一致した。

 

  CSDDD法案(Corporate Sustainability Due Diligence Directive) は、これまでの自主的なCSR(企業の社会的責任)……

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