HOME4.市場・運用 |東京証券取引所カーボンクレジット取引所。昨年10月の開始以来、取引高9万㌧突破。来週に10万㌧台。取引は省エネと再エネ(電力)クレジット中心で、一日一回の取引限定の模様(RIEF) |
Jcredit003

 

 東京証券取引所は昨年10月中旬から開始したカーボンクレジット取引市場での取引総額が、1月5日までの取引で、9万㌧を突破したと公表した。取引に参加する登録業者も、取引開始時から3割増に増えた。立ち上がりは、取引ゼロの日も重なったが、11月28日にマーケットメーカー制度を試行的に導入して以降は、ほぼ毎日、取引が成立する状況が続いている。ただ、日々の取引をみると、大半の日が、最初の取引を示す始値がそのまま終値になっており、複数の取引が行われた日は極めて限られている。市場価格を踏まえて売買が動く「取引市場」には、まだ遠いようだ。

 

 東証によると、クレジット取引市場への参加者(登録者)は、243社(2023年12月6日時点)で、10月11日の制度開始時(188社)から3割強増えた。  市場参加者……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン