HOME4.市場・運用 |英政府。ロンドン金融市場をグローバル・トランジションファイナンスのハブセンター化とすることを目指し、官民連携の「マーケットレビュー」作業開始。7月にも成果公表へ(RIEF) |
UKTreasuryスクリーンショット 2024-01-23 022016

 

 英政府は、ロンドンの金融市場を、高炭素集約型産業・事業の脱炭素化を支援する「トランジションファイナンス」の主要なグローバルハブセンターとするための市場整備策に乗り出した。現在、トランジションファイナンスを政策として推進するのは日本政府の「グリーン・トランスフォーメーション(GX)策」が先行するが、同政策は国内市場に限定し、かつ高炭素集約型産業等の「移行」よりも「温存」につながるのではとの懸念の声があがっている。英政府は「移行」の定義づけを明確にしたうえで、内外企業・事業等が「信頼性の高い(Integrity)」トランジションファイナンスを展開できる場の確保を目指す。

 

 英政府が取り組むのは、「トランジションファイナンス・マーケットレビュー」。昨年末に、財務省と、エネルギー安全保障・ネッ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン