(写真は、台車に乗せて海上での組み立てのために運び出される浮体部分=戸田建設)
戸田建設は31日、長崎県五島市沖で開発中の浮体式洋上風力発電事業のカギとなる「浮体」の構造に不具合が発覚した問題で、設置済みの風車3基をすべて建て直すと発表した。同社では対象となる3基のうち1基を回収して検査してきたが、製作中だった別の風車でも不具合が発生したことを受け、設置済みの残りの2基も回収して建て直すこととした。同社では「浮体」のトラブルの詳細については明らかにしていないが、これまでの検査結果から「長期の運用ができないと判断した」と説明している。
同社は昨年9月、今年5月に同事業のカギとなる浮体式構造部の製造中に不具合が発生したとして、すでに海上に……
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