米証券取引委員会(SEC)は注目が集まっている気候情報開示ルール改定についての公開会合を3月6日に開催する。SECは2年前に温室効果ガス(GHG)のサプライチェーンを含むScope3の開示を盛り込んだルール改正案を公表したが、エネルギー関連企業や共和党の反対等で「暗礁に乗り上げた形となっている。このため、先週末には「開示見送り」とのメディア報道が流れ、市場での関心が高まっている。今回の公開会合の開催は、こうした状況に対してSECとしての判断を示すことが目的とみられている。
公開会合(Open Meeting)の議題は、「投資家向け気候関連情報開示の強化と標準化(The Enhancement and Standardization of Climate-Related Disclos……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。