HOME4.市場・運用 |水力、地熱資源で再エネ率100%達成のアイスランド。初のグリーンボンド発行。応募殺到で倍率9倍強。「グリーニアム」は日本のGX国債より約15倍も高い「クリーン国債」(RIEF) |
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写真は、熱電併給をしているアイスランドのへトリスヘイジ地熱発電所=在アイスランド日本大使館のHPより)

 

  アイスランドは14日、同国初となるグリーン国債を発行した。発行額は、7億5000万ユーロ(約1210億円)。資金使途は、同国政府が今後実施する環境・社会関連の資金支出に充当する。同国は豊富な水力資源と地熱資源で再エネ100%電力を実現している。実際に「クリーンなグリーン国債」ということで、内外の機関投資家等から発行額を9倍強上回る応募が殺到。その結果、グリーニアム(グリーン性のプレミアム)は当初利回りを0.15%下回った。日本の財務省が先月発行した「グリーン・トランスフォーメーション(GX)」の「クライメート移行国債(CTB)」の0.01%より15倍も高かった。「小国」アイスランドだが、ESG……

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