HOME5. 政策関連 |財務省の「グリーン・トランスフォーメーション移行経済債(CTB)」。5年債も14.4%を日銀が入札金融機関から買い入れ。10年債を合わせ約3割が実質的な「日銀引き受け」(RIEF) |
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  日銀は22日、財務省が2月中に発行したGX(グリーン・トランスフォーメーション)経済移行債の「気候移行債(CTB)」のうちの5年債を、国債買い入れオペ(公開市場操作)で、入札で購入した金融機関から、発行額の14.4 %に相当する合計1151億円分を買い入れたことを明らかにした。すでに10年債についても入札分の4割超をオペで購入しており、23年度発行のCTBの約3割は実質的に「日銀引き受け」の格好になったといえる。

 

 日銀が同日発表した「保有国債の銘柄別」データによると、日銀が保有するCTB残高は、2月27日に財務省が発行した初の5年物CTBが1151億円、2月14日発行の10年物のCTBが3366億円となっている。10年債の保有残高は3月4日の公表時と同額で、その後、追加購入も売却も……

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