HOME5. 政策関連 |「サステナビリティ基準委員会(SSBJ)」。気候・サステナビリティ情報開示基準の国内版草案を公表。スコープ3開示も盛り込む。企業の移行リスク開示には追加の選択肢提案も(RIEF) |
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 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が定めた気候・サステナビリティの情報開示基準の国内化作業を進めてきたサステビリティ基準委員会(SSBJ)は29日、日本版の基準草案を公表した。焦点の温室効果ガス(GHG)排出量のうちサプライチェーンを含むスコープ3の開示を盛り込むとともに、スコープ1~3の合計額の開示も求める。一方で、ISSB基準では企業の移行リスクについて「移行リスクに脆弱な資産・事業活動の金額及びパーセンテージ」を求めるのに対して、SSBJは「同リスクに脆弱な資産・事業活動の規模の情報」を選択肢として加え、企業の開示負担に配慮する内容としている。

 

 SSBJは、公益財団法人の財務会計基準機構(FASF)が、財務会計基準を設定する企業会計基準委員会(SBJ)と並行する形で設立したサステナビリティ分野の基準……

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