HOME |EU欧州議会、CCSやDAC等のカーボン回収・貯留事業等を対象に「カーボン除去(CDR)クレジット認証制度」案を採択。EU理事会とも政治合意。EU主導でグローバル基準を先導へ(RIEF) |
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写真は、欧州議会で同法案の報告者(Rapporteur)を務めた欧州議員のLidfina Pereira氏=Euractiveより)

 

   EUの欧州議会は、気候対策の一環として、排出されたCO2を回収・貯留するCCSや、大気中のCO2を直接吸収する事業(DAC)等の「カーボンリムーバル(炭素除去  : CDR)」事業を包括的に認証する法案を賛成多数で採択した。EU理事会との協議を経て実現を目指す。対象となるCDR事業は、CCSやDACのほか、農地の炭素吸収力、植林、バイオ炭など。CCS等の自主的事業はすでに展開中だが、吸収力のレベルや安全性等の共通基準はなく、環境NGOらからは「グリーンウォッシュ」との懸念も指摘される。欧州議会では国際共通の認証制度を立ち上げることで、CDR事業の普及……

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