HOME4.市場・運用 |世界の電気自動車(EV)の販売シェア。2035年に50%超の見込み。日本は国際基準では30%と低め。IEA予測。EVとガソリン車等の「価格同等性」、すでに中国で実現(RIEF) |
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 国際エネルギー機関(IEA)は2035年までの電気自動車(EV:PHEV含む)の販売シェアの予測を公表した。政策表明ベースシナリオ(STEPS)に基づく予測によると、全販売台数に対するEVの販売シェアは2023年実績15%が、2030年には40%となり、2035年には50%を超える。日本は2035年までに新車販売の100%を電動車とする目標を掲げるが、電動車の定義に日本の自動車メーカーが得意なハイブリッド車(HV)と燃料電池車(FCV)を含んでおり、IEAの国際的な比較ベース(STEPS)でみると、EV乗用車の販売シェアは2023年が3%、2030年20%、2035年30%となる。世界の水準に比べて、「EV出遅れ」が続くことになる。

 

 IEAがこのほど発表した『グローバルEVアウトルッ……

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