HOME |「2050年ネットゼロ」目標達成は「まだ可能」。今後10年間に再エネ等に化石燃料の3倍を投資し、50年までに世界全体で総額215兆㌦(約3京3700兆円)の投資で達成。BNEF分析(RIEF) |
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  2050年のネットゼロ達成の実現は厳しいとの見方が強まる中で、現在から2030年までの間に、世界の電力、運輸等の4つの高炭素排出セクターでの温室効果ガス(GHG)排出量と化石燃料の使用をピークアウトさせ、再エネ等のクリーンエネルギー分野に集中投資することで「まだ達成可能」とする分析が公表された。気候シンクタンクのBNEFによるもので、この10年間に化石燃料への投資1㌦に対し、クリーンエネ投資を3㌦とするほか、50年までに世界のエネルギーシステムの完全な脱炭素化投資を総額215兆㌦(約3京3700兆円)に増やす必要があると試算している。膨大な資金だが、現行の各国政府や経済界が取り組む経済主導の移行路線に比べ、19%(約40兆㌦)増えるだけとしている。

 

 NEFは……

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