HOME |JERA。企業向け電力小売業務に進出。再エネ等の「カーボンフリー電力」を脱炭素目指す企業に提供。JERA自身の「脱炭素化」は30年20%、35年60%で「カーボンフリー」には程遠く(RIEF) |
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 国内最大のCO2排出企業のJERAが、法人向け電力小売事業に参入すると宣言、既存大手電力だけでなく、新電力各社にも波紋を引き起こしている。JERAは6月1日、コンサルのマッキンゼー(McKinsey & Company)と連携し、企業のGX(グリーントランスフォーメーション)加速を目指す新会社を設立する。新会社は、脱炭素を目指す国内企業向けに、コンサルと再生可能エネルギー電力等を中心とした「カーボンフリー電力」を供給するとしている。電力卸売業から企業向け電力小売事業に市場を広げることで、総合電力会社としての展開を打ち出した。ただ、同社自体の脱炭素度は計画レベルで、2030年時点が20%(政府目標比)、35年が60%で「カーボンフリー」からは程遠い。<……

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