(上図は、世界のクリーンエネ投資と化石燃料投資の毎年の推移比較。㊧のブルー軸が化石燃料投資、㊨の緑等の多色分類の軸がクリーンエネ投資)
国際エネルギー機関(IEA)は6日、「2024年世界エネルギー投資」レポートを公表した。それによると、2024年の世界のエネルギー投資総額は初めて3兆㌦を超える。そのうち2兆㌦分が再エネ等のクリーンエネルギー技術とインフラに投入される。クリーンエネ投資と化石燃料関連投資の比率は、2015年には2対1だったが、24年は10対1に拡大する。ただ、世界全体では、中国以外の新興国へのクリーエネ投資は全体の15%程度にとどまる見通しで、これらの国々のエネルギー需要の増加に対応するために必要額をはるかに下回る、と指摘している。
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